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文芸誌「APIED」の紹介

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「APIED」は金城静穂さんが京都で作っている、とても特徴のある文芸誌です。 「APIED」は造語で、フランス語のA PIED(ア・ピエ)から作ったそうです。ア・ピエは「歩いて」という意味だそうで、ゆっくり歩くような気持ちで,この文芸誌を続けていきたいとの強い意志の現れでもあります。ご本人は下手な洒落ですがパピエ(紙)にも通じているのだとおっしゃってます。いいえけっして下手な洒落ではありません。シンプルな素敵な命名だと思います。発行を思い立った発端は、せっかく大学でじっくり本を読む充実さを味わったのに、その入り口で卒業というのも残念。そこで積極的に小説と関わるには文芸誌の発行がベストだと思いつきました。とのことです。言うはやすし行うがたしですから、その実行力と行動力に敬意を表さねばなりません。やっぱり戦後強くなったのは、いや弱くなったのは男じゃねえ。しみじみと反省。「APIED」は各号で世界文学の中から一冊を取り上げて、それをいろいろな立 場の方が,その本から得たインスピレーションを評論や詩やエッセーなどに自由な創作者の立場で発表しています。2002年創刊号のテーマはカフカの『変身』でした。(愚者が察するに発行者の潜在願望の現れかなとも)以後第2号が『罪と罰(発行者にとってこれが創刊号でなくて幸いでした)第3号『異邦人』と続き、第11号では初めて日本人作家尾崎翠が取り上げられてます。現在は第15号『ロリータ』の原稿待ちだそうです。小説をテーマにした「APIED」の他に、映画大好きということで、2006年から「cinema apied」の発行も始まりました。これも「APIED」同様一つのテーマに添った編集になっています。第1号のテーマは「マイ・ヒロイン」でした。以後「マイ・ヒーロー」「悪役スタ「恋人たち」「カップル」と続きます。多くの方々に是非読んで頂きたいと思います。学究的なお固いものから、全くのおふざけ(何を隠そう私のことですが)のものまで百花繚乱?内容になっています。きっと満足いただけます。ちなみに表紙装画は山下陽子サンで、一見の価値があります。中の挿画や写真も素晴らしいですよ。編集者の心意気が伝わって来るようです。 又もう一つ、「アピエ」には別の活動があります。それは京都大原三千院の麓で営業している『CAFE APIEDE』です。春(4、5月)秋(10、11月)の土曜日と日曜日だけにオープンしている、コーヒーとケーキのお店です。その昔、鯖街道を旅する旅人が宿にしていたという古い建物を改築した建造物に『CAFE APIED』があります。コーヒーは勿論のこと、大原小町と評判の京香さんの手作りのケーキも絶品です。大原散策のせつには是非立ち寄り,素敵な時間をお過ごしになることをお勧めします。


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大原 cafe&gallery『アピエ』


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アピエのコーヒーとケーキ

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